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宮下公園が強制的に封鎖されました & 私が見て聞いて体験したこれまでのようす

いままで、「みんなの宮下公園をナイキ公園化計画から守る会」や「宮下公園 Art in Residence A.I.R.」が中心となって
渋谷駅からほど近い位置にある、宮下公園にフェンスが張られるのをずっと食い止めてきた、と私は思っていますが、
先日の9月15日(水)の早朝になって、突然何の前触れもなく
宮下公園のほぼ全面封鎖が行われました。

強制封鎖には、100人以上の渋谷区公園課などの職員、警備員・作業員・公安などが来ていたといいます。
その際、作業員や警備員の人(聞いた話なので定かではない)の手荒な扱いで
けがをされた方もいるということを聞いています。

8月の28日・29日に宮下公園渋谷側で夏祭りが行われ、
3回目の夏祭りを迎えられたことを喜んだばかりだったのに、
その後、31日に渋谷区役所が、「9月2日までに公園内の置きものを撤去するように」
との警告の立て札を立てていきました。
しかしその立て札にはそれ以上の情報はなく、
警告に従わなければ何が起きるか、ということも一切示されていませんでした。

15日。
その日付で「立入禁止区域」を示していた立て看板(公園の入り口の配置)では、
渋谷側の一部と、スロープからあがってその先の水場付近のエリアは
立入禁止区域に指定されていませんでした。
しかし、15日の時点から、
スロープの道路側入り口から黄色のテープで封鎖され、警備員が配置され、
立入禁止区域ではないにもかかわらず、入れない状態が続いていました。


今回は、渋谷区の言い分では、「木々の剪定と清掃」ということになっていますが、
(参照:区立宮下公園の部分閉鎖について(報道)9月15日
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/news/oshirase/miyasita_heisa.html
新聞の一部報道によると、剪定は1週間で終わる、との報道もなされており、
15日に渋谷区公園課のひとは「剪定には1か月ほど」と言っていましたが、
これまでの剪定の異常な速さ(伐採とでもいうべき?)をみると、
本当に剪定は1週間で終わるのでは、という感じがしています。
しかし、封鎖は剪定が終わっても解くかどうかは分からないと、公園課の人は話しており、
推測ですが、そのまま工事に着工することもあり得るのではないかと思います。

宮下公園には多くの方が集い、イベントを企画したり、そこで夜を明かしていたりしていたので、
公園内には、アート作品のほかに、生活用品などの荷物がたくさん置かれていました。
突然封鎖されたので、そこで日々の生活用品を置いて保管していた人たちは困り、
15日に最低限のものを取れるように交渉したようですが、
なぜか一度に入れるのは、荷物を持つ人1人とその付き添い1人まで、ということになり、
初日は時間切れで、荷物を取れなかった方も多かったと聞きました。
しかも、荷物を取りに行く時には、30人ほどの警備員に囲まれ、非常に怖い思いをした、と
その様な話も聞きました。
私はその日、宮下公園には全然行けなかったので、すべてその後に聞いた、もしくはネット上などで知った話です。


16日。午前。小雨~大降りの雨
相変わらず、宮下公園のスロープ側入り口(タワーレコードの近くのガード下付近)には
渋谷区の職員と警備員が配置されていて、
荷物の引き取りについての交渉が行われていたようです。
私は11時ごろに着いたので、その前のことは聞いた話なのですが、
なぜか前日の職員とは別の人が監督として携わっており、
前日の「一度に入れるのは、荷物を持つ人1人とその付き添い1人まで」ということすら引き継ぎされておらず、
最初は「入れない」の1点張りだったようです。
しかし、「みんなの宮下公園をナイキ公園化から守る会」(以下「守る会」)のひとりの方との交渉により、
前日の「一度に入れるのは、荷物を持つ人1人とその付き添い1人まで」ルールが適用されるようになったとのことで、
(そんなルール、どこにも掲示されていないし、法的根拠などないのでしょうが)
私が宮下公園に着いた時には、
それぞれ個人での交渉は許されず、監督の人は「守る会の○○さんと決めたから詳しいことは○○さんに聞いて」という扱いしかしませんでした。
荷物を引き取る際には、名前と住所を書類に記入するように求められ(渋谷区職員が言うには「だってだれがどの荷物とって行ったかわかんないでしょ」とのこと)
その日は何組かの人たちが入って荷物を引き取ったようでしたが、たくさん荷物を置いていた方は取れなかったようでした。
しかも、交渉が決裂すると、監督の職員の人は「この立入禁止のテープ、もっと道側に張り直して」と公園課の人に命じて、勝手に禁止区域を広げるなど、現場の裁量でいろいろ流動的(恣意的!)に状況が変わっていきました。


16日。午後。
私はその後、用事などがあり、17時近くに、ふたたび宮下公園の明治通り側入り口を通りがかると、
立て看の日付が16日付になっており、立入禁止区域が拡大され、スロープ側からその上までの区域も
入れないというように変更されていました。
加えて、荷物についての掲示もなされており、
一つは、立て看にくっついたA3の呼びかけ、
もうひとつは、ポールにくくりつけられた、「公園内の荷物に関する広告と荷物のリスト」の束が
そこにはありました。

「広告」の文言と「荷物についての呼びかけ」を引用します。
渋谷区広告第百六十一号

 都市公園法(昭和三十一年法律第七十九号)第二十七条第三条の規定により、次のとおり抗告する。
 渋谷区立宮下公園(渋谷区神宮前六丁目二十番一〇号)の利用禁止の区域(渋谷区告示第百号により告示された部分)内にある別紙目録の物件は、都市公園法第六条第一項に違反しており、公園管理上著しく支障となっているので、同法第二十七条第一項の規定に基づき、来たる平成二十二年九月十八にまでに所有者等の費用で除却することを命じる。

 物の所在地 渋谷区立宮下公園 渋谷区神宮前六丁目二十番一〇号
 物の所有者 不明
 物の名称 種類、数量及び形状 別紙目録のとおり

         平成二十二年九月十六日
                       渋 谷 区 長   桑   原     敏   武

 この処分に不服がある場合は、処分の通知を受けた日の翌日から起算して六十日以内に区長または国土交通大臣に対して異議申立て又は不服審査請求をすることができます。
 ただし、この処分の翌日から起算して一年を経過すると原則として異議申立てを又は不服審査請求をすることができなくなります。
 この処分の取消しを求める訴えは、処分の通知を受けた日の翌日(異議申立て又は不服審査請求をした場合は、異議申立て又は不服審査請求に係る決定又は裁決の通知を受けた日の日)←ママ(臥蛇による注)から起算して六カ月以内に、区を被告として提起しなければなりません。
 なお、この処分があった日の翌日から起算して一年を経過すると原則として訴を提起できなくなります。
(原文は縦書き)

宮下公園内に物件を存置している方へ

1.所有物の引取りを希望される方へ
(1) 所有物の引取りを希望される方は、平成22年9月18日(土)の正午までに、所有物を引き取ってください。
(2) 所有物を引き取る時間は曜日にかかわらず、午前8時30分から午後5時00分までとします。
(3) JR上渋谷ガード(別図)脇に渋谷区職員が上記(2)の時間中、常駐しております。
(4) おひとりで、所有物を搬出するのが困難な場合は、渋谷区職員がお手伝いさせていただきますので、ご遠慮なくお申し出ください。
(5) 上記(1)の期限までに所有物の引取りが困難な事情のある方は、所有者の所有物及び期限までに引取りが出来ない理由を明らかにし、渋谷区土木部公園課まで、ご連絡をお願いします。

2.所有物を放棄される方へ
(1) 所有者、所有権を放棄しようとする所有物を明らかにし、書面で渋谷区土木部公園化まで、ご連絡をお願いします。
(2) 所有権を放棄した物件の処分費用は、渋谷区において負担いたします。

3.この件についてのお問い合わせは、次のとおりお願いいたします。
(1) 平日
 上記1(3)の場所の渋谷区職員又は渋谷区土木部公園課
(2)土曜、日曜及び祝日
 上記1(3)の場所の渋谷区職員
(取扱い)
渋谷区宇田川町1番1号
渋谷区土木部公園課
03(3413)2876
別図
 (↑もとの掲示には宮下公園の図が示されおりスロープしたの入りぐちが○で囲まれている。:臥蛇による注)


このほか、「広告」と一緒に、公園内の荷物のリスト(一覧)と、そのリストに載っている写真がラミネートされて、あちこちの入り口に提げられています。

いかんせん、封鎖されている状態なので、このリストに載っていないものがどこにどれだけあるのか、ということは確認できません。(覚えてないし。。)
「そこに記載されていないものはどうなるんでしょうか」と尋ねたところ、
「渋谷区の職員が誰かの所有物とみなしたものは保管したりするけど、ゴミと見做したら――たとえば折れた傘とか――それは処分しますね」との答えが返ってきました。

他に何かあった場合でも、ゴミと見做されたら処分されてしまいます。
封鎖されているので、何がゴミと見做されるのかもわかりません。
非常に心配です。


17日。
私は15時半すぎに宮下公園に着きました。そのときにまた、荷物についての交渉が始まったようでした。
そこには20人近くの人が交渉のために集まっており、黄色の立入禁止テープの向こう側には警備員が3人ほど、
そして渋谷区の職員(なんだかエラそうなYシャツ&スラックスの男性2人と、公園課の作業服の職員の人何人か)が交渉しているところでした。
この日も現場の監督をしている人らしきその職員の男性は
「守る会の○○さんと決めたから、一度に入れるのは荷物を取る人とその付き添いの一人まで。終わり。」
と一切交渉に応じません。
しかしこれでは、ひとりあたりの時間がかなりかかってしまうこともあり、
荷物引き取りを希望してる全員が、この日のうちに全部の荷物を引き取れるとは限りません。
何組か同時に入ることや、荷物の引き取り手が同時に複数(二人とか)入ることなどを交渉しても
「守る会の○○さんと決めたでしょ」と言うのみ。
交渉が決裂すると、監督の男性は後ろ側に引っ込んでしまいます。
私は、作業服の公園課の人に「こちらに荷物を引き取りに来た人は、みんな「守る会」の○○さんとあの方が取り決めたルールで動くということになるのですか?」という風に尋ねると、
その人は、監督をしているエラそうな男性に聞きに行き、やはり返ってきた答えは「順番だから」とのことでした。
どうやら、宮下公園に関わっている人たちはみんな「守る会」と見做され、一律に二者間で取り決められたルールが適用されているようです。
まるで、家父長的。家の長同士の取り決め以外には一切の交渉はナシ。
(○○さんが現れると、監督の職員は顔を緩ませて、待ってましたと言わんばかりに
○○さんと話を始めたりするあたり、まさに家父長的風景に見える。○○さんの態度は頑なですが。)

時間がなくなりつつあったとき、全部の荷物を引き取るのを諦め、ほぼ手ぶらで帰ってきた組を見て、
監督の職員の人は激怒。
「時間稼ぎのために入って行ったんだったら、今後一切、誰も入れませんよ!こんな子供だまし」と言って引っ込みかけるありさま。
しかし、それまで、「付き添い」は付き添うだけで、荷物を運ぶのを手伝うわけではなかったので、引取り人が手ぶらならもう一人も手ぶらなのは当然で。
他の人が必死になって「時間稼ぎじゃない。とにかく他の、荷物を引き取りたい人を入れて」と交渉し、
荷物引き取りの人が2人ずつ入る(その際付き添いはなし、というかお互いが付き添い)ということになり、
次の組が入って行き、今度は二人が荷物を抱えられるだけ持って出てきました。
それを見た監督の職員は満足げに「最初からこうすればよかったのに。やっとこんな時間になって建設的な話し合いができた」とつぶやいたのですが、
これを他の人は聞き逃しておらず、
「最初からそう交渉し続けてきたじゃないか。あんたが一番建設的じゃないんだよ」
と誰もが思い、疲労の吐息をもらしたのでした。

その日、17時半に渋谷区職員は帰り、警備員の張り付きも18時には終わりました。
私はそこにそのままレジャーシートを広げ、持参したパンや干しブドウを食べ、
友達とボーボー(暴力防止)のことを話したりして、過ごしていました。
今日何があったか、今後どうするかなどを話していた人たちも、三々五々、帰って行き、
残ったのは、いつも宮下公園でなにかしら集っていたメンバー10人ほど。
そこに、紙とテープを持ってきた友達が合流して、その友達のすてきなアイディアで、
宮下公園への思い(宮下公園の好きなところとか)を書いたメッセージカードを
それぞれ好きなように書き、黄色の立入禁止テープに貼っていくことを、
夜が更けるまで、続けました。
とても楽しくワイワイと。
途中、差し入れをしてくれる人もあったりだとか。
「辺野古みたいでいいね~」と言ってくれました。

KC3V0016.jpg KC3V0019.jpg


18日。
渋谷区から、行政代執行の予告が出されました。
渋谷区広告第百六十二号

 行政代執行法(昭和二十三年法律第四十三号)第三条第一項の規定により、次のとおり広告する。
 平成二 十二年九月十六日付け渋谷区広告第百六十一号により渋谷区立宮下公園(渋谷区神宮前六丁目二〇番一〇号)の利用禁止の区域(渋谷区告示第百十号により告示 された部分)内にある別紙目録の物件について、都市公園法第二十七条第一項の規定により、平成二十二年九月十八日正午までに除却することを命じたが、いま だにその義務が履行されていないため、平成二十二年九月二十一日正午までに必ず除却するよう戒告する。
 なお、右記期限までに除却されないときは、行政代執行法第二条の規定により代執行を実施し、これに要した費用を徴収する。

 物の所在地 渋谷区立宮下公園 渋谷区神宮前六丁目二〇番一〇号
 物の所有者 不明
 物の名称 種類、数量及び形状 別紙目録のとおり

            平成二十二年九月十八日
                                渋   谷   区   長      桑    原     敏   武


 この処分に不服がある場合は、この戒告書を受け取った日の翌日から起算して六十日以内に区長に対して異議申立てをすることができます。
 ただし、この処分の翌日から起算して一年を経過する尾原則として異議申立てをすることができなくなります。
 この処分の取消しを求める訴えは、処分の通知を受けた日の翌日(異議申立てをした場合は、異議申立てに係る決定の通知を受けた日の日)から起算して六か月以内に、区を被告として提起しなければなりません。
 なお、この処分があった日の翌日から起算して一年を経過すると原則として訴を提起できなくなります。
(原文は縦書き)
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公共の公園を私物化する働く意思のない連中は外国でも出稼ぎしろよ
プロフィール

臥蛇

Author:臥蛇
家族や沖縄、社会学や身の回りの現象に関して、日々悶々と考えつつ生きてます。

このブログを読んでくださるのは歓迎ですが、つらつら取り留めのない文章を書き連ねているだけのことが多く、読後に食傷感・後味の悪さを覚えることがあります。
それに関しては一切責任を負いませんので、ご了承ください。

また、ときどき大げさに自分のことを書くこともありますが、
あまり気にしないで、安心してお読みください。

twitter: http://twitter.com/qianbianwanhua

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